借金相談で逆に借金が増える?弁護士報酬には気をつけて!
債務整理の手続きによっては高額になる弁護士報酬

法律相談事務所では弁護士が借金相談を承っています。
とても返済できないような借金でお悩みでも、豊富な知識を持った専門家に借金相談ができます。
しかし債務整理の手続きによってはお支払する弁護士報酬が高額になるので注意が必要です。
自己破産
20万円から40万円が弁護士報酬の相場と言われています。
自己破産の手続き終了後にすべての借金がゼロになりますが、弁護士に依頼するとお支払する弁護士報酬がかなり多くなるのです。
さらに自己破産では換価できる財産は差し押さえされ、債権者への配当に回されます。
一定以上価値のある財産まで失ってしまうのです。
一部の職業や資格で一定期間就けなくなるので、その間は収入が途絶える恐れがあります。
その他にもブラックリストに最長10年間は掲載される、免責許可から7年間は2度目の自己破産ができない、連帯保証人に迷惑がかかるなどのデメリットまで背負わないといけないです。
個人再生の弁護士費用
個人再生の弁護士費用は30万円から50万円くらいが相場と言われています。
自己破産より弁護士費用が掛かる傾向があります。
その代わりに500万円以上1500万円未満の借金なら5分の1に、3000万円以上5000万円以下の借金なら10分の1になります。500万円の借金があっても100万円と大幅に借金が減額されますので、弁護士費用をお支払しても得られるものが大きいです。
自己破産と違って住宅ローン特則をご利用できる条件を満たせばマイホームは差し押さえされずに済みます。
その代わりに自己破産のように借金がゼロになるわけでは無いです。
減額された借金を返済するための安定した収入が必要になります。
自分の借金状況にあった手続きを
借金額が少ない方は安易に自己破産を選ぶと借金相談でかえって損する恐れがあります。
殆どの弁護士で得られるものが無ければ自己破産をお勧めすることは無いです。
他の任意整理や個人再生など得られるものがある手続きを選んで貰えます。
下の表に詳細をまとめてみましたので、気になる方は参考にして下さい。