住宅ローン滞納!家を残して滞納を解決する方法

住宅ローン滞納!家を残して滞納を解決する方法

家と計算機

住宅ローン返済でつまずいてしまう方は少なくありません。

かなり余裕がある借り方をしていれば、問題なく返済できますが、以下のようなローンの組み方をしている方は危険です。

  • 収入から食費などのローン返済金を含む必要経費を支出して手元に残る金額が2、3万円程度
  • 年収の約7倍以上の金額となる借入額
  • ボーナス払いを含んでいる返済計画
  • 妻の収入もあてにしている返済計画

注意

特に、ボーナス払いがある場合

ボーナスをカットされ、家を手放すことになる人が増えています。

他にも、貯金する余裕がなく、諸経費が払えない結果、手放すことになる方など。

現在、すでに一度でも滞納している方。

速やかに対処しなくてはいけません。

きちんと対処した場合と何もせずにいる場合では、どんな違いがあるのか比較します。

住宅ローンを払えなくなる方を想定

住宅ローン返済期間:30~35年、ボーナス払いあり

家計の状況:住宅ローン・水道光熱費・食費・通信費・娯楽費、養育費等でしっかり貯金ができない状況

収入:妻が無職で夫の収入頼み

家族:子供がいる

一度くらいの滞納なら大丈夫と危機感をもたなかった場合

夫婦の収入で家計を保っている場合、どちらかに働けない期間があったり、何らかのトラブルが起こると、一気に家計は傾いてきます。

Aさんの場合もそうでした。

住宅ローンを組む際、まだ子供は生まれていませんでした。

妻も社員であったため、住宅ローンの返済はボーナス払いがあるプランで返済期間を短くしたのです。

しかし、妻は出産のため会社を退職。

夫だけの収入になりましたが、それほどお金のかからない乳幼児の時期は問題なく返済ができていました。

子供の習い事で節約生活へと

子供が小学生にもなると、一気にお金は出て行くことになります。

その原因の一つが習い事。

1つの習い事だけで月に約1万円近くかかります。

2つ習い事をすればその倍。

子供ができたことで、学資保険にも加入し、自由に使えるお金も減ってしまったのです。

子供が小学生になれば貯蓄できると思い、子供が未就学児の時期にもたいした貯金はしていませんでした。

一軒家を持った場合には、固定資産税や修繕費用、諸経費などもかかります。

節約生活をして、固定資産税と修繕費の分として月に2万〜3万円を貯めていましたが、少しずつ貯めた貯金も税金の支払いや急な出費に持っていかれる状況。

ボーナスは必ず入るものではない

何の予告もなく、夏のボーナスが前年度より70%もカット。

これによって家計の状況は一気に変化しました。

ボーナス払いの支払いをするため、少ない貯金を崩して対処することに。

この1回の支払いを何とかやり過ごせたため、特に返済計画を見直すこともせず、計画通りに続けていけると安易に考えてしまったのです。

もちろん、厳しい状況は変わりません。

生活費、養育費、その他もろもろで精一杯。

それでもどうにかやり繰りして遅れることなく、返済はできていたのです。

しかし、冬のボーナスまでもカット。

ボーナスは必ず出るものではありません。

ボーナスがカットされることを想定していなかったAさんは、ついに支払いに遅れがでてしまいました。

必死に節約しても住宅ローンの遅れは取り戻せない

見直せるものはすべて見直し、携帯やインターネットプランも変えて、節電、節水。

ガソリンも必要な分だけを入れるようにして、一週間の生活費を一万円で済ませる生活を送りました。

これだけやってもボーナス月の支払い分は取り戻せません。

危機感がないことが原因で家を失うことになる

滞納した状態が続いても、1、2か月分の遅れでは銀行もさほど厳しいことは言ってきません。

催促の電話が一度かかってきただけでした。

そのため、Aさん妻もフルタイムで働く選択をしませんでした。

子供の教育費のためにとパート勤務はしていたものの、パートでの収入は月5万程度。

その収入の大半は子供の費用に消えていました。

既に遅れが出ている状況なのに、「ローンが払えなくなるかも」くらいに考えていたのです。

一括弁済や代位弁済通知が届く

ボーナスがカットされた時点で、当初のボーナス返済を含む返済計画通りなんてできるわけがないのです。

それにも関わらず、住宅ローンの遅れを取り戻すためにフルタイムで働く選択もせず、返済計画を見直すこともしなかったAさん。

更に遅れが出た結果、あっという間に滞納分が3か月分以上となり、代位弁済通知が届きました。

どうすることもできず、自己破産か任意売却を迫られたのです。

滞納からすぐに個人再生を活用して対処した場合

ボーナスがカットされ、たった一度の滞納とはいえ危機感をもったBさん。

すぐに銀行へ相談に行き、返済計画を見直してほしいと頼みました。

しかし、銀行からは「返済計画の見直しはできない」という回答・・・。

この回答を受け弁護士に相談して、銀行との交渉をお願いしました。

弁護士は、ボーナス払いなしの返済計画を銀行に対して提案。

しかし、当初の返済計画から10年延ばす計画となるため、なかなか受け入れられず、個人再生手続をとることになりました。

子供が小学校高学年となるまでの3年間は、妻がパート勤務となるため月々8万円で返済。

開始から3年後に月々11万円となるボーナス払いなしでの返済計画で申立てを行いました。

返済期間は延びるものの、無理のない返済となります。

申立て後、弁護士は裁判所外で銀行と引き続き交渉。

この結果、再生計画案(返済計画)に対して銀行も異議を申し出てくることなく認可され、家を売ることも自己破産することもなく済みました。

住宅ローンの滞納は危機感を持てるかがポイント

住宅ローンは、「今回の支払いさえ終わればどうにかなる」という考えは大間違いです。

「どの状況で行動して対処できるか」

これによって結果は大きく異なってきます。

ダラダラと滞納という状況を続けていると、確実に家を失うことになります。

重要

家を残せるかどうかは危機感の持ちよう。

一度でも滞納、または滞納しそうだと感じたら、まずは借入先の銀行へ。

借入先の銀行で計画の見直しができない場合には、弁護士に相談した方がいいでしょう。

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