返済のためにまた借金…利息で借金が膨らむワケと恐怖のペース

返済のためにまた借金…利息で借金が膨らむワケと恐怖のペース

利息で借金が膨らむメカニズム

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例えば、給料が20万円の人がいて、家賃や生活費を引いた残りが5万円だとします。

このケースで、急にお金が25万円必要になった場合。貯金がない限り、どこからか工面しなくてはいけません。

仮に消費者金融から20万円借りた場合、毎月の支払額はどんな感じになるでしょうか?

仮に利息18%で毎月1万円づつの24回払いだとすると、支払総額は239,562円。

利息を39,582円支払えば完済できるわけですが、問題はその1万円の支払が遅れたり滞った場合です。

返済が遅れた場合、消費者金融は通常の利息とは別に、延滞金を請求することができます。

一般的には利息制限法上限の20%なので、30日間延滞したとすると、10,000円×20%÷365日×30日=164円の延滞金が加算されて、返済額は10,164円に増えることになります。

ここでは、わかりやすいように、

毎月1万円の返済を例にしましたが、これが5万円なら5倍、10万円なら10倍に膨れ上がります。

つまり、利息で借金が膨らむというのは、毎月の支払を滞らせるのが原因ということです。

他にもこんな理由で借金が膨らんでいきます。

1.金融会社の勧誘に乗ってしまう。

そもそも、手持ちのお金が足りないから借金するわけですが、毎月の支払明細にこんなことが書いてあったらあなたはどうするでしょうか?

「今なら大幅増額中!毎月の支払額はそのままで50万円までご融資します!」

お金が足りない人にとっては、甘い誘惑ですね。

2.複数の金融会社から借金する

借り癖とは恐ろしいもので、消費者金融のATMが自分の財布のように思えてきます。

そのうちに、融資枠がいっぱいになってお金が借りれなくなると、違う金融会社に借金を申し込むようになります。

恐怖のペースにはまり込んでいく始まりです。

借金地獄、恐怖のペースとは

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消費者金融は事故や病気、およばれなどで、急にお金が必要になった場合に、即日お金を貸してくれる便利な会社だし、計画的に返済を続ければ、かならず完済できます。

ですが、利用法を誤ると絶対一人では抜け出せない借金地獄に落ちてしまうのです。

その恐怖のペースとは…

1.自転車操業

複数の会社からお金を借りていて、返済するたびに別の会社からお金を借りるということを繰り返す行為です。

当然、元金も利息も増え続けるわけですが、とにかく、その月を乗り切って一息つくのが精一杯。

どうせ返せないからと、解決を先送りするようになります。

2.どこからも借りれなくなる

そんな自転車操業は長続きしません。

そのうちにどこの金融会社からも借りれなくなって行き詰まります。

日に日に迫ってくる支払期限。こんな状況になると、考えることは借金のことだけ、恐怖のペースの始まりです。

3.闇金に手を出す

自分の借金を家族や回りに知られるのが嫌なのか、変な責任感なのか、最後まで自分で何とかかしようと闇金に手を出す人もいます。

闇金は怖いと解っていてもです。

私が経験したのはこんな感じです。

「200万円まで融資できますよ。そのかわり、あなたの返済能力をお調べする意味で、先に5万円振り込んでください」

この話に乗ったらどうなるかということぐらい、正常な精神状態なら解りそうなものですが、ここで断ち切らないと本当に大変なことにもなりかねません。

まず理解しなくてはいけないのは、こうなったら一人では抜け出せないということです。

まずは弁護士事務所か消費生活センターに飛び込んで相談されることをおすすめします。

4.債務整理か自己破産を検討する

その人の考え方や置かれている立場、借金の額によっても違うと思いますが、債務整理をするか自己破産するかは、よく相談した上で最終的には自分で決断しなくてはいけません。

考え方の基準は、債権者との交渉で軽減された毎月の支払額を、今の収入で支払っていけるようなら債務整理を、どうやっても支払えないなら自己破産です。

いずれにしろ、恐怖のペースに陥ったら、一人で悩むことはやめて、早めの相談と決断が肝心です。

一日でも早く借金から解放されて、第2の人生を始めてください。